ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスの日本法人 ランクセス㈱(東京都千代田区、ペーター・ワインマール社長)は日独交流150周年を迎える本年、日本におけるビジネスをさらに加速すべく、各種記念事業を実施すると5月31日発表した。
同社は日独交流150周年記念事業として、『日独交流150 周年』の公式スポンサー (2011年通年)を務めるほか、『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』への協賛 (2011年~2013 年)、『LANXESS Rubber Day』~合成ゴムの未来を語るシンポジウム~(2011年11月)の開催を計画している。
公式スポンサーでは、ドイツ大使館との各種イベントにおける協力や10月に予定されるドイツフェスティバルにおけるバナー,行灯、ポスターへのロゴ掲載、年間を通じて各種記念式典へ参加する。
サイトウ・キネン・フェスティバル松本への協賛は、3年間のスポンサー活動を通じて若い才能ある音楽家を支援するもので、長野県松本市で毎年行われる「青少年のためのオペラ」を単独スポンサーとして協賛する。
また、ランクセスは1909年に合成ゴムを発明した企業であり、全種類のタイヤへ合成ゴムを提供する世界有数のサプライヤー。本年11月21日に初めて日 本において『LANXESS Rubber Day』~合成ゴムの未来を語るシンポジウム~を開催する。テーマは「環境対応型車社会を推進する技術イノベーション」。業界関連、関係省庁、学術関連、 業界団体などから多彩な講演者、パネリストを招致し、次世代のモビリティ、自動車関連分野、環境関連動向、合成ゴムの持続可能性、合成ゴムの技術イノベー ション、未来に向けた最先端の研究などの講演、パネルディスカッションを行なう。
あいさつに立ったワインマール社長は「2011 年はドイツと日本にとって記念すべき年となります。日独交流150 周年において、ランクセスが公式スポンサーとして参加できることを大変光栄に思います。当社は特殊化学品メーカーとして、世界をリードするプレミアムソ リューションを日本市場に提供してまいりました。今後も日本において持続的なコミットメントをお約束し、今後も皆様のパートナーとしてお役にたてるよう努 めてまいります。それが、日本市場における成功の重要な基盤となると信じています」と、述べた。
記念事業発表会見では在日ドイツ大使館のペーター・ロンドルフ公使・経済部長があいさつの後、ドイツ文化センター日独交流150周年事業マネージャーの チョー・ヒュノー氏、サイトウ・キネン・フェスティバル松本 ジェネラル・マネージャーの栗田泰幸氏がそれぞれ記念事業の概要を説明した。
2011年06月06日