横浜ゴムは7月21日、創業100周年を迎える今年10月に発売を計画しているヒストリックカー向けタイヤ「アドバンHFタイプD」の開発予定サイズを決定したと発表した。15~13インチの6サイズ。
アドバンHFタイプDは、1981年に発売した歴史的ヒット製品で、今回開発するのは復刻版となる。
サーキットレースで使用されるレーシングスリックタイヤに、ディンプルを施したトレッドデザインを片側に採用。斬新な商品性と優れた走行性能で高い評価を獲得し、国内外でヨコハマの名を高めた。
今回開発を予定しているサイズは、オリジナルタイヤを販売していた1970~80年代当時の車両に向けたサイズとなっている。
サイズの決定にあたっては、ターゲットとなるヒストリックカー愛好家などの要望をよりダイレクトに反映するため、「東京オートサロン2017」などの自動車ショー、「第9回ノスタルジック2デイズ」などのヒストリックカーイベントの会場でユーザーアンケートを実施した。
今年1月に復刻発売を発表した後、国内の多くのイベントでプロトタイプを出展しており、その度に大きな反響を呼んでいる。