横浜ゴムは7月24日、オフィシャルシャツパートナーを務める英プレミアリーグのチェルシーFCと21日、新たに2017~18年シーズンのスリーブスポンサー契約を締結したと発表した。
これに伴い、プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップの試合で選手が着用する新ユニフォームには、従来の胸部分に表示される「ヨコハマ・タイヤ」に加えて、同じく同社が展開するブランドである「アライアンス・タイヤ」のロゴが左袖口(スリーブ)に表示される。
新ユニフォームは7月22日に北京の北京国家体育場(通称:鳥の巣スタジアム)で行われたアーセナルFCとのプレシーズンマッチで初めて着用された。
「アライアンス」は、横浜ゴムが2017年より欧州を皮切りに展開する乗用車向けタイヤのブランド。「ヨコハマ」ブランドに加え「アライアンス」ブランドを市場へ展開することにより、より広い顧客層や多様化する消費者のニーズに応えていく。
なお、農機・建機用タイヤでは、同社が昨年7月に買収したオフハイウェイタイヤの専業メーカーであるアライアンスタイヤグループ(ATG)が「アライアンス」ブランドの製品をすでに展開している。
横浜ゴムはタイヤ販売拡大に向け、世界中に数多くのファンを持つチェルシーと一昨年7月から5年間に渡るパートナー契約を結んでいる。
昨シーズン、プレミアリーグチャンピオンに返り咲いた同チームのパートナーとして「チャンピオン」のイメージとの親和性を高め、「ヨコハマ」と「アライアンス」のブランド認知向上を図っていく。