住友理工 ミズノと卓球ラバーを共同開発

2017年07月27日

ゴムタイムス社

 住友理工は7月27日、ミズノと日本製卓球ラバー「Q3」を共同開発したと発表した。10月7日に全国のミズノ卓球用品取扱店で発売する。

 卓球市場は日本代表選手の活躍や、幅広い年代がプレーできる競技特性を背景に、拡大傾向にある。競技シーンにおいては、2000年に公式試合球の大きさ(直径38㎜から40㎜)、
2014年に素材(セルロイド製からプラスティック製)が変更され、より速く精度の高いプレーが求められている。

 Q3は高いスピード性能とスピン性能を兼ね備えた上級者向けモデル。ミズノのスポーツ品開発で培った知見と住友理工のゴム開発技術を生かして共同開発した日本製ゴムを採用し、従来品と比べスピード性能・スピン性能ともに約5%アップした。

 販売目標は、発売から1年間にグローバルで2万4000枚。税込価格は6804円。

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