横浜ゴムは7月28日、第2四半期累計連結決算(1月1日~6月30日)の業績予想を上方修正すると発表した。
2月20日に公表した予想に比べ、売上高は3・3%増の3100億円、営業利益は28・6%増の180億円、経常利益は54・2%増の185億円、四半期純利益は46・7%増の110億円となる見通し。
原材料価格の上昇の影響はあったものの、主力のタイヤ事業で国内市販用タイヤと中・ロシアの販売が好調に推移したことに加え、為替が円安に進行したことなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。
なお、通期の連結業績は需要動向や原材料価格、為替相場など不確定要素が多く、現在精査中であり、予想の修正が必要になった場合には速やかに公表する予定だ。