フコクの2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が184億7500万円で前年同期比5・0%増、営業利益は8億5000万円で同1・7%増、経常利益は8億9400万円で同45・2%増、四半期純利益は5億3000万円で同27・9%増となった。
同社グループの主要顧客先である自動車産業では、米国市場での販売の頭打ちなど地域ごとに強弱はあるものの、グローバル全体で生産を伸長させている。
こうした状況で、同社グループの受注状況は概ね好調に推移したことから、第1四半期は増収増益の連結決算となった。なお、経常利益の増加は主に為替差損の減少によるものとした。
通期の連結業績予想については当初見通しから変更はなく、売上高が72億円で前期比1・9%増、営業利益は29億円で同6・4%減、経常利益は31億円で同7・9%減、当期純利益は21億円で同1・7%減を見込んでいる。