JSRは7月31日、決算説明会を開催し、清水喬雄上席執行役員が2018年3月期第1四半期連結決算の説明を行った。
今期から国際会計基準(IFRS)に移行した売上収益は1011億2800万円で前年同期比13・3%増、営業利益は127億600万円で同84・9%増、税引前利益は134億8800万円で同109・7%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は94億4900万円、同87・0%増となった。
石油化学系事業では、エラストマー事業は前年度後半より合成ゴム市況が改善するなか、拡販とともに販売価格の改定に努めた結果、売買スプレッドが大きく改善した。
多角化事業も半導体業界が好調に推移したことに加え、主要顧客での先端材用が進み、対前年同期で販売が大きく伸長した。