ＪＳＲは８月１日、ＣＳＲ（企業の社会的責任）に関する２０１６年度の取り組み内容をまとめた「ＪＳＲグループＣＳＲレポート２０１７」を発行したと発表した。
同社は新中期計経営計画「ＪＳＲ２０ｉ９」の初年度である２０１７年度をスタートするに当たり、重要課題の切り口をより社会的視点で考察し、「事業活動で貢献する社会的課題」「事業活動によって生じる社会的課題」「事業活動の基盤となる課題」の３つの重要課題に整理した。
同レポートでは、整理した重要課題に沿って、２０１６年度の取り組みを報告するとともに、「トップコミットメント」を社長と有識者との対談形式とし、ＪＳＲグループの中長期における持続可能な成長に向けての考え方を発信している。
また、同レポートの対象範囲はＪＳＲおよび国内外のグループ会社からなる同社グループ51社で、ウェブ版とハイライト版（冊子）を制作した。
ウェブ版では、３つの重要課題の取り組みの全体像と個別活動をデータとともに詳しく報告している。ハイライト版では、取り組みの中からトピックスに絞り簡潔にまとめている。
なお、同レポートの信頼性を担保するため、一般社団法人日本化学工業協会レスポンシブル・ケア検証センターによる第三者検証を受審している。
ウェブ版は、ＪＳＲホームページの「ＣＳＲ」ページから見ることができる。英語版は９月の発行を予定している。
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- ハイライト版 表紙
