ピレリは7月27日、先日発表したタイヤのサイドウォールにカラーマーキングを施したピレリ・カラー・エディションの1つとして、トリコロールカラーのタイヤを限定エディションで製造すると発表した。
このタイヤは、フランス・ドイツ・英国・スイス・日本・中国・ロシア・米国・UAE・サウジアラビアに駐在するイタリア大使の車に装着される。4日間にわたり開催されていた「第12回大使会議」の最終日に、同社のマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラCEO兼副会長は、ピレリのコンテンポラリーアートスペースのハンガー・ビコッカで、アンジェリーノ・アルファノ外相を含む出席者を前に、緑・白・赤の三色のカラーマーキングタイヤを装着した最初の車となるマセラティ・クアドロポルテを披露した。
今回のイベントは、ピレリの「トリコロール」タイヤ第一号の記念すべきハンドオーバーセレモニーとなった。
カラーエディションタイヤは、今年始めに開催されたジュネーブモーターショーで発表された。ピレリはこのタイヤは同社の「パーフェクト・フィット」戦略の最新鋭で、自動車メーカーやドライバーからの年々増大するパーソナライゼーションの要望に最大限に応えるものであるとしている。