日東化工の2018年3月期第1四半期非連結決算は、売上高19億3600万円で前年同期比7・4%減、営業利益が9500万円で同0・1%増、経常利益が9500万円で同3・5%増、四半期純利益が7300万円で同7・8%減となった。
ゴム事業全体の売上高は前年同期を8000万円上回る14億5700万円で同5・9%増となった。ゴムコンパウンドは受注が堅調に推移し、概ね前年同期並みの売上高となった。シート・マットは、シートにおいては受注が堅調に推移し、概ね前年同期並みの売上高となったが、マットにおいてはクッションマットでの受注が低調であったこと、及び前年同期は工事案件でのスポット受注があったことにより、前年同期比減収となり、シート・マット全体としても前年同期を下回る売上高となった。成形品は、クッションタイヤでの受注が好調に推移したことにより、前年同期を上回る売上高となった。
樹脂事業全体の売上高は、前年同期を2億3100万円下回る4億7300万円で同32・9%減となった。高機能樹脂コンパウンドは、一部の受託製品が終了したことにより、前年同期を下回る売上高となった。樹脂洗浄剤等は、樹脂洗浄剤での受注は堅調に推移したものの、リサイクルナイロンの販売終了により、前年同期を下回る売上高となった。
通期の業績予想は、前回予想から修正はなく、売上高が75億円で前期比5・7%減、営業利益が2億8000万円で同11・4%減、経常利益が2億7000万円で同11・4%減、純利益が2億2500万円で同32・0%減を見込んでいる。