ニッタの2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が181億5200万円で前年同期比13・3%増、営業利益は13億6300万円で同12・3%増、経常利益は28億6600万円で同16・5%増、四半期純利益は21億6700万円で同6・5%増となった。
売上高については、国内は物流業界や半導体製造装置向けなどの需要が旺盛に推移。海外では、北米・中南米で自動車業界や物流業界向けなどが堅調に推移し、アジア地区も半導体業界向けが堅調に推移した。この結果、2桁の増収となった。
損益面では、中長期経営計画達成のための先行コストの負担があったものの、営業利益は2桁増。経常利益についても、持分法適用会社の業績が堅調に推移したことから、2桁増となった。
通期の連結業績予想については当初予想から変更なく、売上高が680億円で前期比5・7%増、営業利益は46億円で同7・3%増、経常利益は101億円で同4・6%増、当期純利益は82億円で同4・0%増を見込んでいる。