7月31日~8月4日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で18社が上昇、13社が下落した。8月4日のゴム平均は、前週末比15円58銭高の1621円58銭と反発した。
株価上昇率ランキングでは、1位が日本ゼオンで同15・42%高、2位が三洋貿易の同8・04%高、3位が櫻護謨の同6・89%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同40円高の4764円と反発、住友ゴム工業が同10円高の1933円と反発、横浜ゴムが同3円高の2226円と反発、東洋ゴム工業が同28円安の2292円と続落した。
自動車用ゴムでは、タイガースポリマーが同20円高の766円と反発した。
合成ゴムでは、JSRが同25円高の1928円と反発、日本ゼオンが同192円高の1437円と反発した。日本ゼオンが発表した18年第1四半期連結決算は売上は827億円で18・3%増と好調だった。主力のエラストマー事業は増販効果により、売上高が同18・2%増、営業利益は同19・2%増で増収増益。2日には一時1509円を付けて2月2週目以来の年初来高値を更新した。
産業用ゴムでは、櫻護謨が同29円高の