日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた1~6月の自動車タイヤ・チューブ生産・出荷・在庫実績によると、生産は7225万3000本で前年同期比0・1%減、国内出荷は4955万9000本で同5・0%増、輸出出荷は2338万7000本で同4・8%減となった。
生産については、自動車の生産が回復したことで、四輪車の新車用タイヤ販売が6月まで8ヵ月連続でプラスとなったことでほぼ前年並みとなった。国内出荷については、市販用タイヤ販売が6月の夏タイヤの値上げを前に3~5月がプラスとなったことで、前年実績を上回った。
品種別生産は、トラック・バス用が517万8000本で同9・7%増、小型トラック用は1058万本で同1・2%増、乗用車用は5408万3000本で同1・3%減、建設車両用は22万2000本で同1・8%増、産業車両用は19万4000本で同8・1%減、その他(農業機械用、二輪自動車用、運搬車用、フラップ・リムバンド)は199万6000本で同1・2%増となり、乗用車用と産業車両用以外はプラスとなった。
トラック・バス用は
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