日本ゴム工業会・統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた4~6月のゴムライニング生産実績によると、国内・輸出を合わせた生産は109・1tで、前年同期比1・8%減となり、5四半期ぶりに減少となった。
主力の化学工業用は依然として好調、水処理装置向けは同3割増、輸出も伸びたが、電力や大気汚染装置、鉄鋼用などが前年実績を下回り、特に大気汚染装置と鉄鋼用がいずれも大きく落ち込んだことで微減となった。
化学工業用は44・3t、同11・6%増。前々年同期が同13・9%増、前年同期も37・0%増と高い伸びだったにも関わらず、今期も2桁増と好調に推移している。
鉄鋼用は3・4t、同35・5%
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