日本ゴム工業会統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた1~6月のゴムライニング生産統計によると、ゴムライニングの生産量は223・9tで前年同期比4・9%増となった。
電力や大気汚染防止装置向けなどはマイナスとなったものの、主力である化学工業用のソーダ工業や紙パルプを含むその他向け、水処理装置向けなどが2桁増となったことなどから前年実績を上回った。
用途別では、最大の構成比を占める化学工業用が89・8tで同16・5%増。内訳はソーダ工業が58・9tで同15・8%増、紙パルプを含むその他が30・9tで同17・8%増となった。
鉄鋼用は7・3tで同55・3%減、食品工業用は2・4tで同5・3%増、鉱山・非鉄金属用は
全文:約667文字