横浜ゴムは8月9日、フィッツィー・ラッセルが提供するESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数「フィッツィー・フォー・グッド・インデックス」、同じくフィッツィー・ラッセルが新しく構築した「フィッツィー・ブロッサム・ジャパン・インデックス」、MSCI社が作成した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」の構成銘柄に選定されたと発表した。
フィッツィー・フォー・グッド・インデックスには13年連続での選定となった。同インデックスはESG投資を行う投資家の判断基準として世界的に活用されており、6月時点で全世界883社、日本で148社が選定されている。
フィッツィー・ブロッサム・ジャパン・インデックスは、ESGの対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映する指数で業界ニュートラルとなるよう設計されており、6月時点で151社が選定。MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数は日本企業の時価総額上位500銘柄(MSCIジャパンIMIトップ500指数)からESG評価に優れた企業を選別しており、6月時点で251社が選定されている。
なおフィッツィー・ブロッサム・ジャパン・インデックスとMSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数は、7月3日から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が選定した3つのESG投資指数のうちの2つに選ばれている。
同社は2006年に策定した中期経営計画「グランドデザイン100」の基本方針に「トップレベルの環境貢献企業になる」「高い倫理観を持ち、顧客最優先の企業風土を作り上げる」を掲げ、CSRを重視した経営を推進している。