住友ゴム工業の2017年12月期第2四半期連結決算の説明会で、海外のタイヤ販売と競争激化について問われた池田育嗣社長は、北米・中国・中東・アフリカなどの状況を説明した。
北米ではSUV用タイヤが伸びており、その要因として、年初に発売した新製品が好評なことを挙げた。「生産が追い付かないほど」とのことで「ここを伸ばしていきたい」との考えを示した。
また、北米の汎用品市場では中国製品が伸びているものの、SUV用やライトトラック用の競争は一段落し、消費者への同社製品の理解が進んでいるとの認識を示した。
中国に関しては、低燃費で高インチのタイヤが伸びており「日本のカーメーカーのシェアの比率が高いことから、そこで伸ばしていくことを年初から続けている」と述べた。
一方、予想外の展開として、