相模ゴム工業の2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が15億500万円で前年同期比6・6%増、営業利益は4億3600万円で同13・7%増、経常利益は3億8800万円で同9・1%減、四半期純利益は2億9200万円で同6・4%減となった。
ヘルスケア事業は、現在マレーシアの新工場の建設が順調に進捗している。販売戦略ではポリウレタン製コンドーム・サガミオリジナル0・01(ゼロゼロワン)の配荷率を高め、ラテックス製コンドームの新商品の拡販を行った。この結果、売上高は11億2700万円で同7・8%増、営業利益は4億9100万円で同10・3%増となった。
プラスチック製品事業は、原料価格の先行きが不透明な状況下、成形から二次加工への比重を高め、多様化するユーザーのニーズに寄り添った商品提供などにより、売上の増加や収益の確保に努めてきた。以上の結果、売上高は3億2200万円で同4・0%増、営業利益は4400万円で同55・8%増となった。
その他の事業の入浴・介護サービス等の売上高は5400万円で同2・0%減、営業損失は1100万円(前年同四半期は営業損失1100万円)となった。
通期の連結業績予想は前回発表から変更はなく、売上高が59億円で前期比3・3%増、営業利益は17億円で同2・4%増、経常利益は16億円で同3・3%増、純利益は12億円で同7・8%増を見込んでいる。