東海カーボンの長坂一社長は、先日開催された決算説明会の中で、カーボンブラックの売上が増加している理由として、品質回帰の動きがあると説明した。
長坂社長によると、タイでの動きが一番顕著で、以前はタイヤメーカーが意識的に中国品を使用していたが「安かろう、悪かろうにも、限界が出てきたのではないか」と感じているそうだ。
また、中国メーカーが価格改定をして、価格面でのメリットがなくなってきたことも大きいとのこと。
東海カーボンは日本・タイ・中国の3拠点でカーボンブラックを生産しており「その技術力を使用という動
2017年09月04日