ブリヂストンは8月9日、東京都港区のブリヂストングローバル研修センターで決算説明会を開催し、江藤彰洋執行役副社長が2017年12月期第2四半期連結決算の説明を行った。
売上高は1兆7428億4700万円、前年同期比5・8%増、営業利益は2023億4000万円、同7・3%減、経常利益は1958億2700万円、同8・5%減、四半期純利益は1318億3900万円、同6・9%増となった。
タイヤ部門では、北米で乗用車・小型トラック用タイヤの販売本数が前年同期を下回ったものの、日本・欧州・中国・アジア太平洋州では販売が好調に推移した。これにより、同事業の売上高は1兆4397億円、同6・4%増となった。ただ、原材料・素材価格の上昇に伴い、営業利益は1851億円、同6・8%減となった。
化工品、スポーツ用品、自転車その他各種事業を行う多角化部門は、売上高が3107億円、同3・2%増となったが、営業利益は国内事業やBSAM多角化による利益減少の影響により171億円、同12・3%減となった。
営業利益については、前年同期に比べ159億円の減益だった。その要因は原材料価格上昇でマイナス680億円、販管費でマイナス70億円、為替でマイナス40億円、売値MIX数量他でプラス651億円