横浜ゴムは9月7日、CSR活動の一環として米国ニューヨーク市ハーレム地区のサッカークラブ「FCハーレム」とスポンサー契約を締結し、サッカー場建設を支援すると発表した。
FCハーレムは、ハーレム地区の恵まれない若者がサッカーを通して、自信を持って前向きに社会に関わるためのリーダーシップを養う機会を増やすことに専念するサッカークラブ。
横浜ゴムが一昨年7月からオフィシャルシャツパートナーを務める英国・プレミアリーグのチェルシーFCがFCハーレムとパートナーシップ協定を結び、サッカー教室を開催するなど交流が深いことから、スポンサー契約を決めた。
建設されるサッカー場は屋根付きピッチを予定しており、具体的な設計案や完成予定日は現在検討中。
横浜ゴムはCSR経営ビジョンに「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」ことを掲げ、環境保全と社会貢献の両面から活動を推進している。
同社のCSR活動は海外でも高く評価されており、世界的なESG投資指数「FTSE4Good Index」の構成銘柄に13年連続で選定されている。
また、世界の主要企業の環境保護活動を調査・評価する国際NGOの「CDP」から、1月にサプライチェーンにおける環境対応で「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」、昨年10月に気候変動対応で「気候変動Aリスト」企業に認定されている。