ユーシー産業(大阪市中央区、永昭二社長)は1963年の創業以来、フレキシブルホース・パイプ専業メーカーとして、建築・土木・空調・家電など多岐にわたり製品を提供している。
17年1~8月の売上は前年同期比2%増となった。「昨年が前年比112%と好調だったことを考えれば、17年もはまずまずの状況で推移している。9月以降もしっかりと拡販を行い、通期もプラスを堅持したい」(永吉社長)とした。
製品展開では、排水専用フレキシブルパイプ「エバフリーシリーズ」に注力している。特長は、可とう性に優れる、様々な塩ビ管用継手が使用可能、耐候性・耐凍結性に優れる―など。同シリーズはAFP型(屋内用)、BFP型(屋外用)、CFP型(埋設用)の3種類で展開しているが、BFP型(屋外用)では顧客の要望が多かったΦ30、Φ40、Φ50の小口径サイズをラインナップに追加した。
「BFPは、橋梁や高架橋の排水管、腐食・脱落の恐れがあるステンレスフレキの代用、法面の水抜きパイプとの組み合わせなど様々な場面で使用できる。ラインナップの追加により、今後は多方面で実績が上がっていくことを期待している」(永吉社長)。
一方、エアコン用ホースでは、業務用ド