豊田合成は9月22日、佐賀工場で自動車の安全性向上に貢献する「ミリ波レーダ対応エンブレム」と「エアバッグ用ガス発生装置」の生産を、来年5月から開始すると発表した。
同工場は昨年9月末にLEDの生産を休止した。生産開始後、2020年度までに生産ラインを順次稼働させる。
ミリ波レーダ対応エンブレムは、安全運転支援システムに用いられるミリ波レーダの電波を遮らない特殊なエンブレムで、自動運転技術の拡大に伴い搭載が伸びている。
またエアバッグ用ガス発生装置は、世界各地域での安全規制の強化に伴うエアバッグの生産拡大により、必要数が増えている。