GfKジャパンは9月22 日、自動車タイヤの8月の販売速報を発表した。本数は前年同月比3%増、金額は同9%増となった。
夏タイヤが同2%減と前年を下回った一方で、冬タイヤは前年の3倍以上の販売となった。
冬タイヤの小売価格が9月以降に6%程度引き上げられるとの報道を受け、降雪地帯を中心に駆け込み需要が発生したことが影響した。8月のタイヤ販売に占める冬タイヤの本数構成比は、前年は2%だったが、今年は7%まで高まった。
サイズ別で販売本数が最も多かったのは、夏タイヤ・冬タイヤともに155/65/14、次いで195/65/15だった。
販売金額は、税抜き平均価格が前年同月から5%上昇した結果、前年比9%増となっている。