横浜ゴムは9月26日、グローバル・フラッグシップブランド「アドバン」の新製品「アドバンdB・V552」を11月1日から国内で発売すると発表した。
発売サイズは265/35R18・97W・XL~155/65R14・75Hの全24サイズ。今後も順次サイズ追加を計画している。価格はオープン。
同タイヤは2009年に発売された「アドバンdB」の後継モデルで、「車内の空気感を変える、かつてない静粛性」をコンセプトに開発されたプレミアムコンフォートタイヤ。これまでにない高い静粛性能がもたらす驚きの車内空間を実現し、ドライバーへより価値ある時間を提供することを目指した。
パターンデザインからプロファイル形状、内部構造、部材レベルの設計に至るまですべてをゼロから見直し、「緻密」に再設計することで、従来品比で騒音エネルギーを32%低減した。
また、よりシリカの分散性を高めたコンパウンドなどを新たに開発して採用。これにより、ウェットグリップ性能と低燃費性能を大幅に向上し、国内タイヤラベリング制度で、全サイズで転がり抵抗性能「A」を、多くのサイズでウェットグリップ性能最高グレード「a」を獲得している。
プレミアムセダンをはじめ、プレミアムミニバンやEV、ハイブリット、コンパクトカー、軽自動車など、従来に比べ様々な車両タイプのドライバーからの静粛性へのニーズが高まりつつあることを受け、幅広いサイズラインナップを有することで、多くのドライバーの期待に応えていく。
なお、同タイヤは10月25日~11月5日(一般公開は10月28日から)に、東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」の横浜ゴムブースで展示を予定している。