藤倉ゴム 中国子会社に第3工場を増設

2017年10月02日

ゴムタイムス社

 藤倉ゴム工業は9月29日、同日開催の取締役会で、連結子会社・安吉藤倉橡膠有限公司(中国・浙江省)の第3工場増設について決議したと発表した。来年3月に着工し、再来年10月に竣工、翌年の3月に生産を開始する予定。

 同公司は昨年12月に第2工場を竣工し稼働させているが、中国市場のさらなる発展に伴い、今後も産業用資材の増産が見込まれることから、第1・第2工場の隣に取得した工場用地に、第3工場を増設することにした。

 製造する産業用資材は自動車用部品、水道・ガスなどの住宅用機器部品。設備投資額は建物のほか附属設備や機械設備など含め21億4848万円を予定している。延床面積は第3工場2万8050㎡と宿舎4650㎡を合わせた3万2700㎡となる。

 今期の業績に与える影響については軽微としている。次期以降の業績に与える影響は策定中で、明らかになり次第発表する。

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