住友理工は10月5日、インド・ニューデリーで11日から開催される国際鉄道部品展示会「IREE2017(International Railway Equipment Exhibition)」に出展する親会社の住友電気工業のブースに、鉄道車両用防振ゴムの製品ラインアップを出品すると発表した。
一昨年末の日印首脳会談で、インドの高速鉄道事業で日本の新幹線方式の採用が合意されて以降、日印間で鉄道事業への注目が高まっている。同社もこの合意をビジネスチャンスと捉え、インドでの拡販活動を加速させる。
同社製品はすでにインド国内の地下鉄車両に採用されているが、今回の展示会では、開業当初から日本のすべての新幹線に採用されてきた鉄道車両防振ゴムのラインアップを改めて紹介し、インドの鉄道事業と車両メーカーへのさらなる認知度向上を図る。