日本ベルト工業会がまとめた8月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で2042t、前年同月比4%増となり、前月の減少から増加に転じた。うち内需は1555tで同4%増で前月の減少から増加に転じ、輸出は487tで同4%増となり前月の減少から増加に転じた。
品種別のコンベヤベルトは1105tで同10%増となり、前月の減少から増加に転じた。内訳は、内需は同14%増で前月の減少から増加に転じ、輸出は同3%増で前月の減少から増加に転じた。
コンベヤの国内の主な需要先の8月の統計を見ると、粗鋼生産は前年同月比2・0%減で4ヵ月の減少、セメント生産は同5・4%増で5ヵ月連続のプラス、紙・板紙生産は同1・9%増と前月の減少から増加となった。
輸出については、これまで低調に推移してきた豪州や東南アジアなど資源国向け需要が、ここにきて回復の兆しもある。
伝動ベルトは937tで同3%減となり、2ヵ月連続で減少した。内需は同4%減、輸出は同5%増で前月の減少から増加に転じた。内訳はV・ファンベルトが同1%減、歯付ベルトは同8%減、その他ベルトは同8%減。
伝動ベルトの主要需要先の8月の統計では、国内では需要の半分を占める自動車
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