住友ゴム工業は10月16日、ファルケンブランドでサポート契約をしている「レッドブル・エアレース・ワールド・チャンピオンシップ2017」マスタークラスのパイロット、室屋義秀選手(チーム・ファルケン)が、14~15日に米国インディアナポリスで開催されたシリーズ最終戦で今シーズン4勝目を飾り、アジア人初の快挙となるシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。
前回大会(ドイツ・ラウジッツ)で優勝し、総合順位で2位につけた室屋選手は、その勢いのまま最終戦となる第8戦に臨み、安定した高い精度とスピードのフライトを披露して2戦連続優勝を果たした。
今シーズン第2戦目(米国サンディエゴ)からファルケンモータースポーツカラーに一新された機体で参戦した室屋選手は、第2・第3戦(日本・千葉)と2戦連続で優勝を飾り、自己最多となるシーズン合計4回の優勝を獲得し、シリーズチャンピオンとなった。
同社は、鍛え抜かれた高い技術で世界を舞台に活躍している室屋選手と、最先端技術により開発された高性能タイヤでの新車装着やモータースポーツ活動などにより高い支持を獲得し、全世界で展開しているファルケンブランドとのイメージが合致するとして、一昨年からサポート契約を締結している。