ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(グッドイヤー)は10月5日、非空気式のエアレス・ターフタイヤを発表した。
同タイヤは、商用芝刈り機メーカーのバッド・ボーイ・マウザーズ社ゼロターンラジウスモデル「アウトローXP」のアップグレードオプションとして提供される。同モデルの発売は来年初めに予定されている。
この技術は乗用車や商用車向けにグッドイヤーが進めるメンテナンスフリー技術の開発戦略の一環として実現したもので、特にフリートでの採用を目指している。
同社はNASAによるアポロ月面車用タイヤ開発に参加した1970年代から非空気式タイヤ技術の開発に取り組んでいる。近年は将来の火星でのミッションで使用するタイヤの開発を行ってきた。