東洋ゴム工業は10月21日、本社がある兵庫県伊丹市の市街地で開催された地域グルメイベント「第17回伊丹まちなかバル」に協賛し、ブース出展を行なうなど同イベントに参画した。
伊丹まちなかバルはスペインのバルをヒントに、伊丹市や商工会議所、地元の飲食店が一体となって運営する食べ歩き・飲み歩きのイベントで、今年17回目を迎えた。
このようなイベントは、街おこしの一環として全国各地で開催されており、中でも近隣の100近い飲食店舗が参加するこの伊丹まちなかバルは、チケット販売枚数を含め、「日本最大級のバルイベント」(主催者説明)と言われている。
同社は本社のある地元地域の活性を趣旨とする同イベントに協賛するとともに、トーヨータイヤ・ブースを出展し、イベントの賑わいにつながる企画を実施した。
ブースでは、同社製の建設車両用タイヤ(商品名「G18」、直径約1300mm)を利用した特製桶を2槽用意し、同社オリジナルキャラクター「わっくま」をデザインしたヨーヨー釣りを、市民をはじめ来場者に楽しんでもらった。
同社は5月末に本社機能を大阪市から伊丹市に移し、本社と隣接するタイヤ技術センターには約600人の従業員が勤務している。兵庫県や伊丹市の企業市民の一員として、地域経済への貢献だけでなく、地元地域の活性や地域社会の発展につながる活動を通じて、地域とともに共生していく方針だ。