10月16~20日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で12社が上昇、1社が横ばい、18社が下落した。10月20日のゴム平均は、前週末比35銭安の1910円81銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位が川口化学工業で同11・93%高、2位が相模ゴム工業の同5・76%高、3位がJSRの同4・28%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同203円高の5514円と続伸、住友ゴム工業が同8円安の2096円と反落、横浜ゴムが同68円高の2485円と反発、東洋ゴム工業が同18円高の2595円と続伸した。
東洋ゴムは9月28日、米国とマレーシアのタイヤ製造工場の生産能力を増強すると発表。同社は中計17で、最適なグローバル供給体制の構築を目指している。海外工場の設備増強もその一環。同社の株価は上昇基調で推移しており、16日には一時2649円を付け4週連続の年初来高値を更新した。
自動車用ゴムでは、タイガースポリマーが同2円高の793円と続伸。
合成ゴムでは、JSRが同88円高の2145円と反発、日本ゼオンが同6円安の1423円と続落した。
産業用ゴムでは、バンドー化学が同21円高の1215円と続伸した。
その他では、川口化学工業が同26円高の244円と反発した。
株価上昇率ランキング(10/20) | ||
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(上昇率は対前週末比) | ||
会社名 | 株価上昇率 | |
1 | 川口化学工業 | 11.93% |
2 | 相模ゴム工業 | 5.76% |
3 | JSR | 4.28% |
4 | ブリヂストン | 3.82% |
5 | 横浜ゴム | 2.81% |
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