日本ゴム工業会・統計委員会(ロール製品関係7社)がまとめた2017年1~9月計のゴム・樹脂ロール生産実績によると、総合計は2915t、前年同期比0・6%減となった。
このうちゴムロールは2616tで同0・7%減、合成樹脂ロールは299tで同0・3%増となっている。
17年上半期までの生産実績は、ゴムロールは1~3月(同3・0%減)、4~6月(同0・2%増)と推移。一方、合成樹脂ロールは1~3月(同3・7%減)、4~6月(同8・5%増)と推移している。
用途別では、製鉄用は全体の8割を占めるゴムロールが7~9月で2桁増となり、1~9月合計もプラスとなった。ただ、これまで回復基調をたどっていた印刷用は、7~9月は減少に転じた他、製紙用は前年同期実績で下回る状況が続いている。これにより、全体では1%近い減少となった。
さらに詳しく見ると、全体の32・6%を占める印刷用は、ゴム・樹脂合計で951t
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