豊田合成は10月27日、名古屋市港区のポートメッセなごやで11月8~11日に開催される「メッセナゴヤ2017」に出展すると発表した。
「~Technology for Goodness~『安全で環境にやさしく快適なクルマづくり』に貢献」をテーマに、ゴム・樹脂・LEDの専門メーカーとして各種自動車部品を展示する。
また、今回は同社の将来像を示すため、自動運転や電動化時代に対応する姿を各種コンセプトモデルを通じて紹介するほか、いろいろな種類の「エアバッグ」や「ミリ波レーダ対応エンブレム」などを搭載したワイヤーフレームデモカー、現状の高度運転支援システムに対応した「グリップセンサー付きハンドル」など、様々な製品・技術を紹介する。
2020年頃の自動運転時代への対応コンセプトモデルである次世代コックピットモジュールでは、クルマに運転を任せてリラックスできる室内空間を創出。HMIとして機能するインストルメントパネルやコンソールボックスを搭載しているほか、次世代ステアリングホイールでは、カメラやセンサーでドライバーの状態を検知する機能も備えている。
2030年頃の超小型モビリティを想定したデザインコンセプトモデルの将来コンセプト「Flesby―Ⅱ」は、万一の歩行者との接触時に柔らかいボデーが衝撃を緩和する安全機能や、LEDの光で周りのドライバーや歩行者などとコミュニケーションする機能などを搭載。また、ボデーを変形させるために、電気の力で動く次世代ゴム「e―Rubber」の応用を想定している。
安全・環境については、ワイヤーフレームデモカーの各種「エアバッグ」や「ミリ波レーダ対応エンブレム」など安全性能向上に貢献する製品や、「樹脂フューエルフィラーパイプ」「軽量ウェザストリップ」「車載LED製品」など環境性能向上に貢献する製品の搭載位置・特徴を分かりやすく紹介。車載LED製品では、自動車部品とLEDの技術を融合させ開発した「ヘッドランプLED光源」や「LED面発光ドームランプ」などを展示する。