日東化工は10月27日、都内で2018年3月期第2四半期非連結決算の説明会を開催した。
売上高は38億6900万円で前年同期比4・9%減、営業利益は1億5800万円で同7・8%減、経常利益は1億5500万円で同6・1%減、四半期純利益は1億600万円で同26・0%減だった。
管理部経理グループの小平英希マネージャーは、減益要因について「第1四半期の原料高騰を製品価格に転嫁せず、内部で吸収したため」と説明した。また、特別損失が2800万円発生し、純利益の減少幅が経常利益に比べ大きくなったことについては「大半がベトナムの合弁会社の売却に関するもの」と述べた。
売上高の内訳については、ゴム事業は比較的好調で29億2700万円で同4・7%増だった。
ゴムコンパウンドは、東洋ゴム工業向けの自動車関連の受注が堅調で、15億1100万円で同6・9%増となった。
シート・マットは、シートは受注が堅調で前年並みだったが、マットはクッションマットの受注が低調だったこと、前年同期は工事案件でスポット受注があったことで前年同期を下回ったことにより、6億5800万円で同8・0%減だった。
成形品はフォークリフト用のクッションタイヤの受注が好調だったため、7億5800万円で同13・6%増となっている。
一方、樹脂事業は