日本ベルト工業会がこのほど発表した1~9月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で1万9794t、前年同期比横ばいとなった。
内需はコンベヤが同7%増、伝動ベルトが同横ばいとなり、生産量は合計で1万5302t、同4%増となった。
輸出に関しては、四輪車の輸出台数が堅調に推移しており、伝動は同6%増となった。一方、コンベヤは豪州や中国を中心とする資源国向けが依然低調に推移している。その結果、生産量は3283t、同15%減となった。
品種別で見ると、コンベヤ合計では1~9月は1万851t、同横ばいであった。このうち、コンベヤの内需は、主要需要先の鉄鋼やセメントで生産量が回復基調にある。これにより、7568t、同7%増となった。
伝動ベルトの1~9月は8943t、同1%増となった。内需は7734t
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