入間川ゴム(埼玉県狭山市、清水佑樹社長)の17年度上半期の需要は堅調に推移し、売上は計画より少し上回った。ゴムシート業界全体が底堅い動きを見せるなか、同社も半導体業界の好調に伴い、素材ではフッ素関連が堅調だった。製品では、汎用品、特殊品とも前年同期と比べて安定しており、「上半期がここまで堅調に推移したのは、私が入社して以来初めて」(清水社長)という。
製品戦略では、低反発ゴム「NXB―365」やフッ素ゴム「アフラス」など高機能製品をメインに据え、商品化に向けたマーケティング強化に取り組んでいる。
その一環として、同社では年明けに開催される展示会への出展を決めた。同社は展示会出展にあたり、実行委員会を立ち上げた。「月に1、2回開催する実行委員会では、製品機能の理解をより深めるため、試験などを行っている。そこで改めて気づいたこともある」(清水社長)という。今後も実行委員会を通じ、製品開発などに役立てていく。
また、ローズ規制強化など環境配慮した製品であることをア