ニッタは11月2日、18年3月期中間連結決算説明会を開催、新田元庸社長らが出席し、決算概況を説明した。
売上高は364億7700万円で前期比14・0%増、営業利益は28億7300万円で同15・2%増、経常利益は62億7600万円で同29・6%増の増収増収となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は48億8300万円で同25・5%増となった。第2四半期も第1四半期に引き続き、売上、利益とも過去最高だった。
上半期の動向について、新田社長は「半期ベースで過去最高を記録した。国内や海外も順調に推移し、国内は13%増。海外も10%以上の増加だった。とくに国内の動きが良かった」と説明。
主力事業のベルト・ゴム製品事業やホース・チューブ製品事業が業績に牽引したほか、空調製品やデバイス関係も順調に伸びた。
業種別については、物流業界や半導体製造装置向けが動き、人手不足に関連するロボット関係も伸長した。
海外動向は、とくにアジア地区が好調で、中国は建設機械が、韓国は半導体関連が好調に推移し、上半期の海外売上高比率は32%となった。