日本ゴム工業会統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた1~9月のゴムライニング生産統計によると、ゴムライニングの生産量は350・7tで前年同期比8・3%増となった。
電力や鉄鋼用などはマイナスとなったものの、主力の化学工業用や水処理装置、車両・船舶用などがプラスとなり、輸出も回復したことから、前年実績を上回った。
用途別では、最大の構成比を占める化学工業用が123・6tで同4・7%増。内訳はソーダ工業が75・2tで同6・3%増、紙パルプを含むその他が48・4tで同2・4%増となった。
鉄鋼用は17・5tで同14・5%減、タンク車やタンクローリー、船内配管などの車両・船舶用は28・0tで同81・0%増、食品工業用は5・4tで同24・6%増、鉱山・非鉄金属用は
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