日本ゴム工業会が財務省貿易統計に基づいてまとめたゴム製品の輸出入実績によると、1~9月の輸出金額は6413億3600万円で前年同期比4・6%増となった。
1~9月期の輸出金額がプラスになるのは4期ぶり。前年同期は同17・5%減の大幅減から回復した。
主要輸出品のうち、最大輸出品目である自動車タイヤ・チューブを始め、ゴムベルトやゴムホース、ガスケット類などが軒並み前年実績を上回ったことで、全体としてプラスとなった。
1~9月の自動車タイヤ・チューブの輸出は3892億3200万円で同1・7%増、ゴムベルトは292億9800万円で同3・5%増、ゴムホースは334億6100万円で同17・5%増、ガスケット類は643億100万円で同12・1%増だった。
四半期ごとの推移を見ると、