JRM 第40回例会を山梨で開催

2017年11月09日

ゴムタイムス社

 日本ゴム機械懇話会(JRM、髙木康彦会長)は11月8日、第40回JRM例会を山梨のエクシブ山中湖で開催した。

 会員ほか報道関係者含め22人が出席。JRM会員の近況報告が行われたほか、元豊田合成の川原充氏の講演会も開催された。
 総会は山中亨副会長の司会進行で進められ、石川原圭副会長が開会の辞を述べた。
 冒頭のあいさつで、髙木会長は「有志8社により1998年からスタートしJRMは来年で20年目を迎えた。その間、会員の製品を集めた総合カタログや記念誌の作成、そしてホームページの立ち上げ、初の海外研修など行ってきた」と過去の活動を振り返り、「20年の歴史なかで、徐々に会の認知度も高まり、大きな問題もなく会員同士の懇親も深めていくことができた。今後も、会に参加することでひとつでも役に立ててもらればいい」と述べた。

 会員の近況報告では、各会員から国内の状況に関しては、売上が前年と比較して増加した会員が多かったが、受注環境については各会員によっては今後は不透明感が強まっているという意見もあった。その中で「新規よりも機械のオーバーホールをはじめ修理、更新、メンテナンスサービスなどの需要が伸長した」「受注が増えたものの、外注費がかさみ業績を圧迫した」「メイドインジャパンの機械が求められ、危機管理のため予備の設備を納入するお客様がいた」「機械の補修・メンテナンス需要を取り込む」「高付加価値な機械を開発した」などの見方が示された。

 

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