西川ゴム決算 4~9月期 増収も営業減益

2017年11月13日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2018年3月期第2四半期連結決算は、売上高が442億8900万円で前年同期比4・7%増、営業利益は37億4800万円で同3・5%減、経常利益は45億4200万円で同17・4%増、訴訟損失引当金繰入額を特別損失として計上したため、四半期純損失は7億5900万円(前年同期は108億2400万円の純損失)となった。

 自動車用部品については、軽自動車の販売回復と新型車効果により、自動車の生産台数が前年同期比で増加したことから、売上高は421億3500万円で同5・3%増となったが、営業利益は34億7500万円で同5・4%減となった。

 建住・土木関連製品などの一般産業資材は、政府による住宅ローン減税や住宅取得支援策の継続により、住宅着工戸数が概ね横ばいで推移したものの、売上高は21億5400百万円で同5・3%減)。営業利益は生産性向上とコスト低減活動に注力した結果、2億7200万円で同28・4%増となった。

 通期連結業績予想については、当初予想から売上高と経常利益を上方、営業利益と当期純利益を下方修正した。売上高は920億円で前期比0・9%減、営業利益は82億円で同12・7%減、経常利益は92億円で同4・3%減、当期純利益は25億円を見込んでいる。

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