11月6~10日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で11社が上昇、20社が下落した。11月10日のゴム平均は、前週末比50円87銭安の1914円61銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位がニチリンで同8・38%高、2位がタイガースポリマーの同6・62%高、3位が住友理工の同4・94%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同501円安の5000円と続落、住友ゴム工業が同301円安の1918円と反落、横浜ゴムが同194円安の2378円と反落、東洋ゴム工業が同179円安の2396円と続落した。
自動車用ゴムでは、ニチリンが同345円高の4460円と反発した。ニチリンは主要需要先の自動車業界が国内外で生産好調なことから、主要製品の自動車用ホースの受注も増加している。また、9日には期末配当予想を増額修正した。このことも好感され、10日は一時