相模ゴム工業の2018年3月期第2四半期連結決算は、売上高が29億5600万円で前年同期比3・1%増、営業利益は8億2400万円で同0・1%減、第1四半期に生じた為替差損が解消されたことにより経常利益は8億5900万円で同40・2%増、四半期純利益は6億6100万円で同62・6%増となった。
ヘルスケア事業では、恒例の「サガミオリジナル・真夏のさびしんぼナイト」の開催、ユーチューバーとの交流、各種展示会への積極的な出店など、ポリウレタン製コンドーム・サガミオリジナルのブランド浸透活動に傾注した。
また、ラテックス製コンドームについては、ユーザーのニーズに応えた新製品の発売を開始し、需要の喚起を図った。この結果、売上高は22億2700万円で同4・3%増、営業利益は9億6200万円で同3・8%増となった。
プラスチック製品事業は、荷動きの悪さから販売数量が落ち込み、一部プラントの稼働停止から原料価格値上げの機運が高まってきた。この結果、売上高は6億2000万円で同0・3%減、営業利益は6900万円で同9・7%減となった。
その他の事業の入浴・介護サービスなどの売上高は1億800万円で同1・7%減、営業損失は1800万円(前年同四半期は営業損失2200万円)となった。
通期の連結業績予想は当初予想から修正なく、売上高が59億円で前期比3・3%増、営業利益は17億円で同2・4%増、経常利益は16億円で同3・3%増、当期純利益は12億円で同7・8%増を見込んでいる。