ナンシンの2018年3月期第2四半期連結決算は、売上高が43億8935万円で前年同期比1・8%増、営業利益は2億3983万円で同47・7%減、経常利益は2億5192万円で同53・2%減、四半期純利益は1億8566万円で同48・3%減となった。
同社を取り巻く状況については、主要取引先である機械工具業界や物流業界からの受注に今ひとつ力強さが感じられない中、同社グループでは海外生産拠点との一体運営による更なる原価低減、新製品の開発および新たな販路の開発に努め、価格競争力の強化と経営体質の充実に注力している。
通期の連結業績予想は前回の予想から変更はなく、売上高が95億円で前期比7・3%増、営業利益は7億9000万円で同22・2%減、経常利益は8億1000万円で同27・6%減、純利益は5億3000万円で同34・0%減を見込んでいる。