西部ゴム商組 ホース商工懇談会を開催

2017年11月15日

ゴムタイムス社

 西部ゴム商組(祖父江一郎理事長)は11月13 日、中央電気倶楽部(大阪市北区堂島浜)でホース商工懇談会を開催した。

 商業者からは、ホース部会員企業の代表らが出席し、メーカーからは、クラレプラスチックス、弘進ゴム、タイガースポリマー、東拓工業、住理工ホース販売、十川ゴム、トヨックス、ニッタ、八興、プラス・テク、ユーシー産業の代表者らが出席し、ホースの景況報告や今後の見通しなどについて意見交換した。

 冒頭、主催者を代表して祖父江理事長が日経平均株価は平成バブル崩壊後の高値2万2666円を上回ったことについて触れ、国内経済が回復してきていると説明し、「ただし、AIやIT関連をはじめ、EV化の流れが加速している。この景気が続くことを期待しながらも、将来の手を打っていかないといけない。今後激変する日本経済のなか、皆様ともに発展していき、良い環境を作れるようにお互い協力しあっていきたい」と述べた。

 その後、同組合が調査を行った「ホース流通動態調査(回答45社)」についての報告があった。その報告によると、ゴム・樹脂ホースともに、最近6カ月間(29年4月~9月)の売上推移や価格推移は前年同期並みという回答が多かった。そのほか、「運賃の高騰や大口径などの路線便では配送できずチャーター便になり経費がかかる」「送料値上げが各メーカーで行われており、利益を圧迫している」などの報告があった。

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