欧州タイヤ・ゴム製造協会(ETRMA)は10月13日、第3四半期の市販用タイヤの出荷実績を発表した。
それによると、1~9月のコンシューマータイヤの出荷本数は1億5783万本で前年同期比1%減、トラック用タイヤは734万8000本で同2%増、農業用タイヤは104万9000本で同9%減、二輪車用タイヤは807万9000本で同3%増となった。
また、第3四半期のコンシューマータイヤの出荷本数は5581万1000本で同3%減。トラック用タイヤは248万7000本で同7%減、農業用タイヤは26万7000本で同25%減、二輪車用タイヤは183万1000本で同2%増となった。
第3四半期は、二輪車を除き全てのセグメントで市販用タイヤの売上が減少した。農業部門は特に急速に落ち込み、昨年来の減少傾向が明確になった。
ETRMAのメンバーには、アポロ・ヴェレデスティン、ブリヂストン・ヨーロッパ、ブリサ、クーパータイヤ、コンチネンタル、グッドイヤー・ダンロップ・タイヤ・ヨーロッパ、ハンコック、マランゴーニ、ミシュラン、ミタス、ノキアン・タイヤ、ピレリ・アンド・トレルボルグ・ホイール・システムズが含まれている。