バンドー化学は11月17日、東京・京橋の東京支店で、2018年3月期第2四半期決算説明会を開催した。
連結売上高は海外の販売が増加したことにより、457億9200万円で前年同期比4・5%増となった。連結営業利益は営業利益は30億8500万円で同8・1%増の増益。為替影響による販管費の増加、売上原価率の悪化などの減益要因があったものの、為替影響による粗利増加、売上増加による粗利増加により、前年比2億3000万円の増益となった。連結経常利益は33億8700万円で同22・6%増の増益。連結四半期純利益は25億9700万円で同24・0%増の増益となっている。
自動車部品事業の売上高を所在地別に見ると、欧米他は同3・7%増、米国で南米向けベルト、トルコで補修品の販売が増加した。
一方、中国は主要顧客の生産台数の減少により販売が減少ししため、同25・8%減となった。アジアは、タイ、ベトナム、インドにおいてスクーター用変速ベルトの販売が増加。タイの補機駆動用伝動ベルト及びシステム背品の販売が増加し、同15・8%増