コンチネンタルは11月16日、欧州鉄道産業連合(UNIFE)に加盟したと発表した。バルセロナで開催されたUNIFEの年次総会でコンチネンタルの会員資格が正式に承認された。
同社は、鉄道輸送分野で事業を拡大している。コンチネンタルの取締役会メンバーであり、コンチテック部門の責任者でもあるハンス―ユルゲン・ドゥンジング氏は「コンチネンタルがUNIFEの会員になったことで、将来の鉄道産業を形作るためのプラットフォームが得られる」と述べている。
ブリュッセルに拠点を置くUNIFEは、1992年から欧州の鉄道産業を代表する正式な機関として、欧州諸国から14の全国鉄道産業協会が参加している。UNIFEの100社以上のメンバーには、鉄道車両業界大手のほかに多くの中小企業が含まれる。
コンチネンタルのコンチテック部門で鉄道ソリューション事業を統括するオラフ・フィリップ氏は「UNIFEは政府機関とビジネスを結ぶ重要な接点だ。機会があるごとに話し合いの場で積極的な役割を果たし、問題を提示し、顧客やパートナーと協力して貨物や旅客輸送における課題解決に取り組んでいる」とコメントしている。