巨人打撃総合コーチの吉村禎章氏は、11月17日に開かれたヤマカミ共進会でヤマカミの得意先・仕入先をはじめ、ヤマカミ社員を前に「野球が教えてくれたこと」と題する講演会を行った。
講演会最後で吉村氏は自身が大切にしている3つの考えを紹介した。それによると、一つ目は答えは一つではないこと(いろんな角度から物事を見ること)、2つ目は、たら、ればの考えをやめ、から、こそに思考を変えていく(前向きに考えることが重要だということ)、そして3つ目は夢を持ち続けるということだという。
特に、2つ目のたら、ればについては、88年のプレー中に負った左膝の大怪我を引き合いに出し、あのケガがなければ、もっとすごい選手になれたのにと言われることが多いという。この声に対し、吉村氏はあのケガがあったからこそ、成長できた考えるようにしている。そう考えることで前に進め、充実した17年のプロ野球生活を過すことができたと話していた。
講演会終了後に行われたヤマカミ共進会実務者会でヤマカミの山上茂久社長は、「ここにおられる得意先・仕入先の皆様がいるからこそ、当社もある。今後も皆様の期待や要望に応えられるよう